基本のテクニックは、「シェイク」「ステア」「ビルド」「ブレンド」の4つ
2)ステア
ミキシング・グラスに入れた氷と材料を、バー・スプーンで手早くかき混ぜること。
シェイクに比べ、ドライでキックの効いた味に仕上がる。混ざりやすい材料や、シェイクすると濁ってしまう材料のとき、またドライな味を楽しみたいときに向く。
ビルドの場合にバー・スプーンやマドラーで軽く混ぜることも指す。
1.ミキシング・グラスに1/3ほど氷を入れ、水を注ぐ。
バー・スプーンで軽くステアし、ストレーナーをはめて水をしっかり切る。
(氷を洗い、ミキシング・グラスを冷やすため)
2.ストレーナーを外し、ベースの酒から順に材料を注ぐ。
3.バー・スプーンの持ち方は、横にして中央を持った時、親指と薬指は柄の上に、人差し指と中指は下にくる。中指と薬指を動かしてステアする。
4.ステアの仕方は、バー・スプーンの背をミキシング・グラスの内側に沿って 滑らせるように入れ、氷をくずしたり、ぶつかり合わないようにかき混ぜる。
左手はミキシング・グラスの底(液体の入っていない部分)を押さえる。
ステアの回数は、25~30回が目安。
5.ストレーナーをミキシング・グラスの注ぎ口と反対方向に取っ手がくるようにはめ、人差し指でストレーナーを押さえ、ミキシング・グラスの上部を親指と中指でしっかり持ち、左手でグラスを押さえながら静かに注ぐ。