●ナッツ・種子・核系リキュール●
果実の種子、核、ナッツ類、コーヒー豆、カカオ豆などがここに分類される。
どれも濃厚な香味が特徴で、食後に飲むのに適している。
● ナッツ・種子・核系のリキュール
果実や薬草系リキュールに比べ種類は少ないが、個性的なこのタイプのリキュールは、 濃厚な香味が特徴で、食後に飲むのに適している。製菓にもよく使われる。
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ディサローノ アマレット アルコール度28度/エキス分26% あんずの核を主原料に、17種の薬草やフルーツエキスを配合。 現在各社から販売されているアマレットの元祖がこのディサローノ・アマレットである。アーモンドの芳香がするこのリキュールの起源は、「1525年イタリアのミラノ北部にあるサローノ町で、画家ベルナルディーノ・ルイーニが出会った女性に聖母マリアの姿を重ねて、キリスト生誕のフレスコ画を完成させた。その絵を進呈された女性が、返礼にリキュールを捧げた」という伝説。 |
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ヘーゼルナッツリキュール フランジェリコ アルコール度20度/エキス分24% イタリアの僧侶が300年前に造ったといわれる伝説のリキュールを復元。野生のヘーゼルナッツを主原料に、ベリー類を加えて熟成させている。生クリームと相性が良い。 |
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ココナッツリキュール(マリブ、ココモなど) マリブ アルコール度21度/エキス分20% ココナッツ・ヤシの果肉から抽出したエキスを原料に、ラムを使用して作られる。ココナッツの甘い香りを生かしつつ、口当たりはライトに仕上げられている。 |
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コーヒーリキュール(カルーア、ティア・マリアなど) カルーア アルコール度20度/エキス分45% メキシコ産アラビカ種のコーヒー豆を原料とし、バニラなどの香りを添加。カルーアはコーヒーリキュールのトップブランド品。 |
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カカオリキュール(ゴディバ、クレーム・ド・カカオなど) クレーム ド カカオ アルコール度24度/エキス分40% ローストしたカカオ豆から作られた、カカオフレーパーのリキュール。ダークチョコレートのような風味。 |
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ノチェロ アルコール度24度/エキス分30% クルミの実を外皮を含め、丸ごと原料とする。 女の子が生まれるとクルミの木を植える風習のある、イタリアで生産されている。 |